マレー鉄道でのシンガポール・マレーシア国境越え

9/12(Mon) [9/11 シンガポール 22:15-(KTMB/Senandung Malam)-翌6:25 セントラル・クアラルンプール]
クアラルンプール(KLIA) 11:10-エアーアジア(AK)110-13:40 コタキナバル
宿泊先 Beverly / RM163 (\4,730)per night
[booking sites for you / Hotel Club (英語・日本語) JHCホテル (日本語)]
諸費用 KLIA Express: RM35=\1370
タクシー / コタ・キナバル空港-ホテル: RM13.6=\400 (クーポン)
タクシー / ホテル-市内: 約RM7-10 (\200-\290) (交渉可)
関連サイト アジア総合リンク シンガポール マレーシア クアラルンプール ボルネオ

この日はシンガポールからクアラルンプールまで夜行列車で旅することにした。
Kayさん曰く、このような形でマレーシアへ行く人は滅多にいなくて、バスを使った方が早いし快適なので、ほとんどの人はバスを使うとのことだ。
事実、バスに比べてはるかに本数は少なく、私が乗った列車は始発駅の時点で1時間ほど遅れて出発した。
また、ウッドランド(Woodlands checkpoint)の出国審査と、ジョホール・バル(Johor Bahru)で食事の注文を取りに来る車掌に起こされるので、最初の1時間ほどは寝ない方がいいだろう。
あと、コンピューターでマレーシアの入国記録が管理されているとはいえ、パスポートに入国スタンプが押されていないというのは一抹の不安を覚えるものだ。
何しろ、ここの国境を列車で越える人はあまりに少ないので、その事実をマレーシアの出国の際に説明しないといけないし、列車のチケットはパスポートに挟んでおくほどの注意深さが必要となる。
もし、それが面倒であるならジョホール・バル(Johor Bahru)から列車に乗るか、素直に飛行機かバスでクアラルンプールに向かった方が賢明だろう。

マレー鉄道のシンガポール駅
KTMB (Keretapi Tanah Melayu Berhad) Singapore Station
  • 列車のチケットは日本にいる間にKTMBのウェブサイトで予約できる。その後、E-mailが送られてきて、指定時刻までにチケットを引き換えるように指示されるだろう。(詳細はこちら
  • 改札が始まるのは出発予定時刻のだいたい45分〜1時間前だ。1等のチケットを持っていればBilik Kelas 1 (First Class Lounge)を利用できるが、それ以外の乗客は蒸し暑い駅構内で改札が始まるまで待たなくてはならない。
  • 駅構内にはいくつかのレストラン、ショップ、荷物預かり所(left buggage corner)、両替所がある。もちろん、両替は日曜や祝日であっても市内あるいはセントラル・クアラ・ルンプル駅の中でした方がいいだろう。
  • マレーシアの出入国管理事務所はシンガポールのタンジョン・パガー(Tanjong Pagar)駅にある。列車の乗る前に、マレーシアの係官のパスポートチェックがあるが、そこでは出入国カード(E/D card: embarkation and disembarkation card)を受け取るだけで、パスポートに入国のスタンプ(entrance stamp)が押されない。要するにここでは係官が旅行者のパスポートbフ登録と、入国手続きについての説明をするだけで終りなのだ。
  • 一方、ウッドランド駅(Woodlands checkpoint station)ではシンガポールの係官によって出国のスタンプがパスポートに押される。列車の到着時には、おそらく貴重品のみを携行して降りるように指示されるだろう。言い換えれば大きな荷物は車内に置きっぱなしにしてきてもOKというわけだ。
マレー鉄道についての詳しい情報はマレーシア最新情報の「旅行者・在住者のためになるページ」を、マレー鉄道シンガポール駅新設に絡む国境検問所問題に関しては、シンガポールのストレート・タイムズ紙「KL 'ready' to discuss checkpoint relocation」をどうぞ
timetable train ticket
このチケットはマレーシア旅行を終えるまでは持っていること!これはパスポートに入国スタンプが押されないので、合法的に国境を越えたという証明にもなるからだ。
シンガポール発着の列車はわずかに1日7往復
mural painting at the station mural painting at the station
構内の壁画 構内の壁画
signboard of Singapore station on the platform
駅看板の周囲以外は真っ暗なプラットホーム 出発前の一こま
1等寝台の内部
premier night deluxe amenities for premier night deluxe passengers
車内はこんな感じで、私の同室は偶然にも日本人だった。ガイドブックには冷房がきついので長袖のシャツが必要との記事があったが、私たちのコンパートメントは快適な温度だった。 1等寝台の利用者は上の写真のようなアメニティ・グッズが用意されている。貸しバスタオル、使い捨ての髭剃り、石鹸、シャンプー、歯ブラシと歯磨き粉である。ただ、シャワールームは室内が薄暗いのと、水流が十分でないので、あまり期待はしない方がいいかもしれない。
supper menu
夜食のメニュー
チャーハンか焼きソバのどちらかを選択

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